OPアンプについて
OPアンプについて
オペアンプはもともとアナログ演算用に作られたICで、オーディオ用に作られたわけではありませんが、便利なので増幅回路としては一般的によく使われていました。NFBを大量にかけますので本質的な部分でオーディオ用途としてはどうかと思いますが、今ではオーディオ用に作られたICが数多く出ています。
下記は改造する前にオペアンプの情報をネットで拾った記事です。最近は結構オペアンプを交換することが流行っているそうなので、もっといろいろな情報がでています。
オペアンプの最高位は OPA627 ですが、偽物が多いので注意してください。
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・MUSES 01 FET入力 ¥3,500-
・MUSES 8920 FET入力 ¥480-
・MUSES 02 バイポーラTr入力 ¥3,400-
・MUSES 8820 バイポーラTr入力 ¥400-
OPA627 ¥4,800
OPA2604 ¥630- クラシックもジャズもフワッとしたソフトな音
OPA2134 ¥367
OPA2134PAは、オーディオ・アプリケーション向けに完全に仕様が規定された超低歪、 低ノイズのオペアンプです。完全なFET入力段の採用により優れた音質および速度を実現し、 高いオーディオ性能を達成しています。また、出力ドライブ能力およびDC性能が優れているため、 厳しい条件が要求される広範なアプリケーションに使用することができます。
OPA2134PAは、使いやすく、 通常のFET入力オペアンプにしばしば見られる位相反転や過負荷の問題がありません。 ±2.5V~±18Vの電源で動作し、入力カスコード回路により優れた同相モード除去を実現しているうえ、 広い入力電圧範囲にわたり低入力バイアス電流を維持して歪を最小限に抑えます。
MUSES 01・・・は緻密で繊細な音を好まれる方にベスト
MUSES8920・・・01と同じ傾向で、さらに繊細になった感じです。
MUSES02・・・クリアな音で適度にソフト、ジャズボーカルやポップスものに最適です
MUSES8820・・・オーディオ用として音質向上を図った2回路入り高音質オペアンプです。低雑音、高利得帯域、低歪率を特徴とし、オーディオ用に最適です。(バイポーラ、入力バイアス電流100nA)02と同じ傾向ですが若干音の線が細くなります。
OPA627 ¥4,800 は回路パターンをエッチングした後にレーザーでトリミングをして導体の側面を滑らかにしています
高級OP-AMPの定番、全信号系の内部回路をすべてFETで構成。電源電圧範囲±24Vとクラス最大でダイナミックレンジを広くとれます。
歪率は0.0003%、ノイズは11nV/√Hzとスペックは中庸ですが音質においては他と一線を分けます。
音は明確でメリハリがあって、あるオーディオ評論家は“ディスクリートに勝る音質はこのOPAMPしか出ない”とも言っています。入力部のみFETを使用。プロセスはNPN,PNPトランジスタがきれいに分かれる誘電体分離を使っています。マークレビンソンも使用。
1回路品のみですが、 AT-PEQ20は片チャンネルあたりで1回路使いですから、pin配列をうまく変換すれば電気的にはOPA627は片チャンネル当たりでは1個ですみます。1万円でチャレンジできるのでやってみたいですね。
製造元のテキサスインスツルメンツの卸価格は1個24ドルで、販売代理店は1個4000円で一般の販売店は5000円です。オペアンプなので動作や形状は100円の安物でも同じですから偽物であっても音は出ます。安いものは怪しいと思ってください。
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